心の平安を取り戻せ ７

今さらだけど、ぼくは、雑談より意味のある会話が好きです。

　
では、内なる調和の話をします。
　　　
　
みなさんの人生は、苦しみでいっぱいです。
　　
　
生きる苦しみ
老いる苦しみ
　
病気になる苦しみ
死ぬ苦しみ
　　

　
「これが、生老病死ですね」
　
では、なぜ苦しむのでしょう。
　　　
「あの人が認めてくれない！」
　
とか、
　
「自分の思い通りにならない！」
　
など、望む結果にならないと、人は抵抗するんですね。
　　
　
そして、道が分かりずられければ、怒り。注文がおそいければ、腹が立ち。
　　
料理が口にあわなければ、不満をいい。

店員の態度が気にくわなければ、不機嫌になる。
　
「自分ではどうにもならないことでも、抵抗をするんです」
　
そう、24時間365日。なにかに抵抗しているのです。
　
つねに、抵抗しているからこそ苦しむのです。
　　
　
しかし、内なる調和に目覚めた人は、だんだん抵抗がなくなっていく。
　　
まるで、川の流れのように、人生に逆らわずに流れていくのです。
　
ので、
　
「苦しみがないのである！」
　
もし、抵抗が出てきても、そのままにする。
　　
嫌なことがあらわれても、心の痛みがあっても。
　
抗議せず、不満をいわず。改善せず、ただ感じるのです。
　
そう、当時は、未熟で若かったために、
それらの心の痛みに耐えきれなかっただろう。
　　
そして、感情を抑圧することで、難を逃れたとしても。
　　
"今はちがう！"
　
それらを改善することも、
分析することもせす。
　
ただただありのままに観察して、
涙を泣がすことができるのです。
　
「これが、抵抗しない！！」
　
ということです。
　
まさに、ザルに水です。
　
ザルという世間のエゴに、何一つひっかからない。

水のように、抵抗がない人生です。
　
すてきな人生です。
　
ぜひ、そういう人生を手にいれてください。

すると、内なる調和に目覚めた人は、目覚めてない人たちの助けになるのです。
　　　
「あなたが何をしていても、何もしていなくても関係はなく。」

ただ、存在することで、世界は癒されるのである。